・拳禅一如

拳と禅、つまり体と心は一つ。
どちらか片方ではなく、体と心の両方の修行をしなければならない。いざ!という時に緊張、不安、恐怖などで本来の力を発揮できず、判断力が失われたり、病気になり易い体で修練のみを繰り返しても心が沈みやる気もなくなったりと本来の能力を発揮することができません。

常に体調を整え、気持ちを落ち着けて修練に臨み、最大限の能力を引き出せる状況を作る努力が必要です。

・力愛不二

力愛不二とは愛なき力はただの暴力であり、力なき愛は無力という思想です。
どんなに人のためを思っても力が無ければいざという時になにも守れず、力だけあっても相手に恨みを買うほど暴力的になり、怨恨を残すことにもなりかねません。
また、この場合の力とは財力・腕力・求心力・政治力などの何かしら自らの「強さ」であるとも考えます。