1.作務
まず修練開始前に道院長以下全員で作務を行います。
この場合の作務と言うのは基本的に床の雑巾がけ作業の事を指します。
人数が多いので一人一往復だけです。
2.準備運動
ケガ防止のために入念な体操とストレッチを行います。
少林寺拳法は急な運動のためだけではなく、柔法という筋や関節を攻める技術にも長けています。その為大人も子供も入念に準備運動を行います。
星道院長の開脚には誰も勝てません(笑)
ブルース・リーのハイキックに憧れて毎日欠かさずストレッチしているそうです。
3.基本練習
少林寺拳法には剛法という小さな力で大きな効果を得るための打撃技も存在します。
まずは手始めに基本の突き蹴りの練習を行います。
次に少林寺拳法の基礎となる受けの練習もしっかり行います。
時折交代で「1!2!」と号令をかけつつ行います。
全員で蹴上10本!
4.受け身練習
ケガをしないための基本となる受身の練習です。
少林寺拳法はどんな状況でもサッと立ち上がり相手に対し備える受け身を数種類学びます。
相手に後ろから押された場合などに。
まず両手をついて…
くるっと前転!
そして押してきた相手の方を向いて伏虎構え!
少年部の拳士にもマンツーマンで指導します!
5.鎮魂行
次に「鎮魂行」をご紹介します。
金剛禅総本山少林寺の根幹となる「聖句」「誓願」「礼拝詞」「動訓」「信条」の5つを道院長に従って唱和します。
間に瞑目調息…いわゆる座禅を行い自分自身を見つめ、気持ちを整えます。
皆で息を合わせ一斉に唱和します。
瞑目調息。姿勢を正された拳士は合掌礼で指導を受けたお礼をします。
打棒(六尺棒)を地面に叩きつけた音に対し、全員で「阿!」と気合を上げて起立します。
最後はお互いに合掌礼!「ありがとうございました!」
6.柔法の練習
少林寺拳法の要となる、護身の技術。柔法は身体の作りや反応を利用し、最大限の効果を持ってケガをさせないで相手を制圧するための技術です。
とても危険な技が沢山ありますが、突き詰めていくことにより相手を身動きできなくする程度にとどめる事も可能になります。
相手を傷つけず自分も傷つかないための重要な技術です。
少年部の拳士に「鈎手守法」を教える一般拳士。
中学生の女子でも年上の男子を制圧できます。
7.おまけ
日により修練のメニューは変わってきますがほんの一例をご紹介します。
副道院長による少年拳士への剛法指導
同じく副道院長による一般拳士との剛法「下受順蹴」の様子
星道院長による入門したての拳士への基本指導
少年部の女子拳士2名に指導する副道院長
中学生女子拳士の単演練習
中学生大会のゼッケンを手渡す星道院長
中学校の代表として大会へ
8.まとめ
いかがでしたでしょうか?
道院の和気あいあいさや武道としての少林寺拳法を少しでもわかって頂けたら幸いです!
ご興味がありましたら是非一度体験入門(見学)にいらして下さい。
道院長並びに門下生一同、心よりお待ちしております!
女性拳士も頑張っています!